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膝の痛みと肩甲骨の動き [リハビリトレーニング]

膝関節の障害に肩甲骨が関与していると聞いてピンとこないかもしれません。

簡単な例で言うとしゃがんだり立ち上がったりするときに膝に痛みが発生する場合、肩甲骨の動きを改善すると痛みが軽減するケースが多いのです。

膝の痛みはご自分の体のタイプと違う動きを続けているとストレスがかかり発生しやすくなります。

胸郭主導型トレーニングで言えば、胸式タイプの人が腹式の動きを続けたり、また腹式タイプの人が胸式の動きを続けるということです。

膝の痛みの運動療法として膝の内側の筋肉(内側広筋)をつけることが推奨されていますが、筋肉がついたとしてもしゃがみ込む動作に不安を感じたり、痛みが出現してできないことも多いです。

膝が内旋するのを防ぐために内側広筋が働くのですが、そもそも内旋動作が不安なため回避してしまう傾向にあるのでそう簡単には解決しません。
まず、膝に負担のかかる動きを改善することが必要です。
これには肩甲骨の動きが大きく関与します(特にしゃがみ込むような動作)

「胸郭主導型トレーニング」と「しなり体操」をおこなうことで膝の前十字靭帯損傷後、軟骨損傷後、膝蓋靭帯の痛みなどで椅子に座ったり椅子から立ち上がったりすることや、床にしゃがみ込むことが困難な方も大きく改善しています。

オスグッドの痛みも簡単な「しなり体操」で改善しています(クガ接骨院にて)

痛みによって膝の可動域を狭いままにしておくと将来変形してしまう可能性があります。
しっかり対処しておくことが必要です。


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